●NextGEN Galley 向けのXML出力スクリプト
このスクリプトは WordPressギャラリープラグインである NextGEN Gallery のギャラリーが管理する画像を利用して、nSlideshowParts へ渡す XML ファイルを動的に生成するためのスクリプトです。
アーカイブを解凍した plugin ディレクトリ内に下記のスクリプトがあります。
- ngg2nspXML.php NextGEN Gallery 向け XML出力スクリプト
ギャラリープラグインのオフィシャルサイトは次の通りです。
NextGEN Gallery http://alexrabe.boelinger.com/?page_id=80
また、上記スクリプトは各ギャラリープラグインの特定のバージョンに依存するコードを含んでいます。
ギャラリープラグインのバージョンアップに伴い動作しなくなる可能性がありますのでご注意ください。
※myGallery は現在開発が滞っているようなので、スクリプトの同梱は中止します。
■インストール
各々、プラグインをインストールしたディレクトリ内に対応したスクリプトをコピーします。
スクリプト内の次の箇所を変更してください。
define('WP_ROOT', '/sample/foo/var/');
WordPressをインストールしたディレクトリを設定します。
間違うと正常に動きません。
他に必要があれば下記のXML出力用のデフォルト値を変更してください。
define('NSP_INTERVAL', 9);
define('NSP_MODE', 'fit');
define('NSP_TITLECOLOR', '#000000');
define('NSP_TITLESIZE', 16);
define('NSP_SHOWTITLE', 'true');
以上でインストール完了です。
■使い方
スライドショーを埋め込むHTML内の <object> タグ内のXML指定パスに各スクリプトへのパスを記述します。
このとき、スクリプトに次の引数を渡す事が出来ます。
p0 : ギャラリーのID
p1 : スライド表示にサムネイルを使用するか(0 = オリジナル画像, 1 = サムネイル)
例えば、埋め込むHTML内に次のように記述します。
:
<param name="FlashVars" value="xmlFile=
http://www.example.com/sample/mygal2nspXML.php
&p0=1&p1=1&width=240&height=180&interval=3&mode=fix">
:
上記の例では、
p0=1 ギャラリーIDは1
p1=1 スライドにサムネイルを使用
になります。
詳しいサンプルは同ディレクトリ内の sample.html を参考にしてください。
上記のように HTML内に記述する事によって、NextGEN Gallery で管理されるギャラリー画像をスライドショーすることが可能です。
なお、対象となる画像は各ギャラリーで表示除外されていないもので、jpg画像が対象となります。それ以外の画像は無視されます。
■開発者向け
上記、各スクリプトの処理の中身は単純な操作しか行っていません。
試しに、ブラウザでスクリプトを直接呼び出してみれば出力の様子が分かると思います。
ギャラリープラグインのDBから画像情報を取得し、加工してXML出力しているだけなので簡単に応用や改造が可能です。
link 先をギャラリーページにしたり、タイトルを加工することも考えられます。
あるいは、これらを参考に WordPress内部で管理されている attachment 画像をランダムに取り出すスクリプトを書く事も可能でしょう。
また、nsp.swf は外部からの引数として、p0 ~ p9 までの変数を受け取り、XMLファイルアクセス時にこれらを引数として与える事が出来ます。
つまり、HTML内で記述した p0 ~ p9 までの変数値はそのまま、XML出力スクリプトへ渡されます。
これを利用し、スクリプトでより多くの情報を外部から受け取るようにすれば、さらに複雑な処理が可能になります。
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