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2008-05-01

MobG 各種設定-2

■mg-mail.php

○動作に関する設定

  • define('MGMAIL_ATTACH_PREFIX','Ymd_Hi');
    添付ファイル保存時のファイル名フォーマットです。デフォルトは 'Ymd_Hi':日付_時間 となります。PHPのdate関数に準拠しています。
  • $mg_Config['mgmail_permission'] = 'WP';
    メールアドレス処理モードを設定します。受け取ったメールアドレスに対して、処理の可否や対応するユーザーの決定を行う処理モードを指定します。
    • 'WP'
      WPモード
      メールのfromがWordPress登録ユーザーのアドレスのみ受け付けます。
      mgmail_setauthorによる本文中のユーザー指定は無視されます。投稿者はメールアドレスに対応するWordPressユーザー名になります。
    • 'anony'
      匿名モード
      どのメールアドレスからの投稿でも受け付けます。
      mgmail_setauthorによる本文中のユーザー指定は無視されます。投稿者は強制的にmgmail_defauthorで指定するユーザー名になります。
    • 'allow'
      許可リストモード
      mgmail_allowfromで指定されるメールアドレスのみ受け付けます。
      mgmail_setauthorによる本文中の投稿者指定がある場合、投稿者は指定されたユーザー名になります。
      無指定ならmgmail_defauthorのユーザー名になります。
  • $mg_Config['mgmail_allowfrom'] = 'aaa@example.com';
    mgmail_permissionが'allow'の時に判断されるメールアドレスをカンマセパレータで指定します。ex.) 'aaa@example.com,bbb@example.com'
  • $mg_Config['mgmail_mailmap']    = array (
            '' => '',
    );

    メールアドレスのエイリアスマッピング指定です。
    処理するメールfromアドレスに対する異なるアドレスをマッピングします。
    配列インデックス-要素は、fromメールアドレス-マップアドレスになります。

    $mg_Config['mgmail_mailmap']    = array (
            'hogehoge@example.com' => 'foo@example.com',
            'mobile@example.com' => 'var@example.com'
    );

  • $mg_Config['mgmail_proccount']    = 0;
    一度に処理するメール数を設定します。
    メールが沢山蓄積している状態で mg-mail 実行したとき、ここで指定した数だけ投稿処理を実行します。メール処理時にタイムアウトが頻発したり、大量のメール処理が予測できるときはこの値を適切に設定してください。
    残ったメールは処理されず、メールサーバーに残ります。
    0 の場合は取得できるメール全てを処理します。
  • $mg_Config['mgmail_admin_to']    = '';
    $mg_Config['mgmail_admin_from']    = '';
    ブログの更新が行なわれたときに、上記で指定するメールへ通知を行なう機能を使用する場合に設定を行ないます。
    mgmail_admin_to は通知メールの送信先アドレス、mgmail_admin_from は通知メールの送信元に指定するアドレスです。
    プロパイダやレンタルサーバーによっては、自ドメイン内のアドレス以外の発信を禁止している場合があります。

○投稿処理指定に関する設定

  • $mg_Config['mgmail_setmarker']    = '==== Do not Edit ===========';
    投稿処理指定マーカーです。(ez-mail.phpでも参照)
    このマーカーで囲まれた内部を投稿処理指定として扱います。
    抽出に、preg_関数を使用しているので正規表現のメタキャラクタ等は含めないようにしてください。
  • $mg_Config['mgmail_key'] = 'hogehoge';
    mg-mailで処理を実行するためのキー文字列です。
    この文字列が mgmail_setkey で設定された文字列に続く場合のみ、mg-mailはメールを処理します。
    spam避けに他人に推測されない任意のキーワードを記述してください。
  • $mg_Config['mgmail_setkey'] = 'mg-mailキー:';
    メール本文中でmg-mailキー指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に正しいmg-mailキーを記述すると、メールが投稿処理されます。
    この機能を使わない場合は空文字列 '' に設定してください。
  • $mg_Config['mgmail_setcategory'] = 'カテゴリ:';
    メール本文中でカテゴリ指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降にカテゴリ名を列記(カンマセパレータ)すると、投稿メッセージのカテゴリとして処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
    カテゴリが指定されない場合は、WordPressのメール投稿時のデフォルトカテゴリが採用されます。
  • $mg_Config['mgmail_setauthor'] = 'ユーザー:';
    メール本文中で投稿者指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降にユーザー名(WordPress上のユーザーディスプレイ名)を記述すると、投稿メッセージの投稿者として処理されます。
  • $mg_Config['mgmail_settime'] = '投稿時間:';
    メール本文中で投稿日時指定を行う場合のマーカー文字列です、
    本文中でこの文字列以降に日時を記述すると、投稿メッセージの投稿日時として処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
  • $mg_Config['mgmail_setpoststatus'] = '投稿状態:';
    メール本文中で投稿状態指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に投稿状態を記述すると、投稿メッセージの状態として処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
  • $mg_Config['mgmail_setattachpos'] = '挿入位置:';
    メール本文中で添付ファイルの挿入位置指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に挿入位置を記述すると、投稿メッセージの添付ファイルを挿入する位置として処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
  • $mg_Config['mgmail_setmediatype'] = '挿入タイプ:';
    メール本文中で添付ファイルを記事に挿入する時のメディアタイプ指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に挿入メディアタイプとを記述すると、投稿記事に挿入される添付ファイルのメディアタイプとして参照されます。
    メディアタイプは画像の場合、thumbnail や medium などが指定できます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
  • $mg_Config['mgmail_setprocmode'] = '動作モード:';
    メール本文中で記事と添付ファイルを処理する動作モード指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に動作モードを記述します。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
  • $mg_Config['mgmail_settag'] = 'タグ:';
    メール本文中でタグキーワードを指定する場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降にタグキーワードを記述すると、投稿メッセージのタグとして扱われます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。

○投稿処理指定デフォルト値

  • $mg_Config['mgmail_defauthor'] = '管理者';
    デフォルトの投稿者名(WordPress上のユーザーディスプレイ名)を指定します。
    複数のユーザーが同一ユーザーディスプレイ名を使用している場合、動作は不定となります。
  • $mg_Config['mgmail_attachpos']    = 'up';
    デフォルトの添付ファイルの挿入位置を指定します。
    'up':本文の上
    'down':本文の下
    'right':右寄せ回り込み
    'left':左寄せ回り込み
  • $mg_Config['mgmail_poststatus'] = 'publish';
    デフォルトの記事投稿状態を指定します。
    'publish':公開
    'draft':草稿
    'private':非公開
    'pending' : レビュー待ち
  • $mg_Config['mgmail_procmode']    = 'post';
    デフォルトの処理動作モードを指定します。
    動作モードは次の通りです。
    'post':メール本文を記事としてポストします。添付ファイルは記事中に挿入されます。
    'upload':添付ファイルのアップローダーと動作します。メール本文を添付ファイルの説明文として扱い、添付ファイルのアップロード処理を行います。記事はポストされません。
  • $mg_Config['mgmail_category'] = 1;
    投稿記事のデフォルトのカテゴリを指定します。記事にカテゴリを指定しない場合はこのデフォルトカテゴリが適用されます。
    カテゴリ名文字列またはカテゴリIDを記述してください。
    ex) $mg_Config['mgmail_category'] = '未分類';
    ここで指定したカテゴリが見つからない場合は、強制的に未分類となります。
  • $mg_Config['mgmail_mediatype']    = 'medium';
    本文に挿入する添付ファイルに対するデフォルトのメディアタイプを指定します。
    WordPressが扱うメディアタイプに準じます。添付ファイルがここで指定したメディアタイプを持たない場合は直接ファイルを挿入します。
    メディアタイプは次の通りです。
    'thumbnail' : サムネイル
    'medium' : 中くらいの画像

○表示設定

  • $mg_Config['mgmail_posthead']    = '';
    投稿全体の前に表示する文字列です。
  • $mg_Config['mgmail_postfoot']    = '';
    投稿全体の後に表示する文字列です。
  • $mg_Config['mgmail_bodyhead']    = '';
    本文の前に表示する文字列です。
  • $mg_Config['mgmail_bodyfoot']    = '';
    本文の後に表示する文字列です。
  • $mg_Config['mgmail_attachhead']    = '<p>';
    添付ファイル群の前に表示する文字列です。
  • $mg_Config['mgmail_attachfoot']    = '</p>';
    添付ファイル群の後に表示する文字列です。
  • $mg_Config['mgmail_attachjoin']    = '&nbsp;';
    添付ファイルの区切り文字列です。
    添付が複数ある際にここで指定した文字列で区切ります。
  • $mg_Config['mgmail_imagehead']    = '';
    個別画像の前に表示する文字列です。
  • $mg_Config['mgmail_imagefoot']    = '';
    個別画像の後に表示する文字列です。

上記、各設定は記事および添付ファイルに対して次のように挿入されます。

[mgmail_posthead]
    [mgmail_bodyhead]
        記事本文
    [mgmail_bodyfoot]

    [mgmail_attachhead]
        [mgmail_imagehead]添付ファイル(画像)[mgmail_imagefoot]
        [mgmail_attachjoin]
        添付ファイル
    [mgmail_attachfoot]
[mgmail_postfoot]

○css class 設定

  • $mg_Config['mgmail_alignleft']    = 'alignleft';
    画像を左寄せ回り込み指定にしたときの css class を指定します。
    Blogテーマの css ファイにて定義してください。
    ex)
      .alignleft { float:left; };
  • $mg_Config['mgmail_alignright']    = 'alignright';
    画像を右寄せ回り込み指定にしたときの css class を指定します。
    Blogテーマの css ファイにて定義してください。
    ex)
      .alignright { float:right; };
  • define('MGMAIL_ALIGNNONE', 'alignnone');
    デフォルトの css class を指定します。

○メールサーバー設定

  • $mg_Config['mgmail_mailhost'] = 'mail.example.com';
    $mg_Config['mgmail_mailport'] = 110;
    $mg_Config['mgmail_mailssl'] = false;
    $mg_Config['mgmail_mailauth'] = 'USER';
    $mg_Config['mgmail_mailuser'] = 'hogehoge';
    $mg_Config['mgmail_mailpass'] = 'foovar';

    メールサーバー関係の設定項目です。
    プロパイダなどから指定されたサーバー情報と認証情報を設定してください。
    Gmail など、POP over SSL を使用する場合は、mgmail_mailssl を true にし、指定されたポート番号を設定してください。
    mgmail_mailauth は、APOPなど、必要に応じて暗号化認証を指定しますが、特に指定されない限り、'USER'のまま使用してください。

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