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2008-05-02

MobG ケーススタディ-1

●ケーススタディ

■WordPress登録ユーザーのみ投稿できるようにしたい

WordPress管理ツールにて登録したユーザーのメールアドレスから届いたメールのみを扱いたい場合は、メールアドレス処理モードを WPモードに設定します。

configs/mg-mail.php の設定

$mg_Config['mgmail_permission']    = 'WP';

投稿できるユーザーはWordPressに登録されているユーザーになります。
メールの投稿処理は登録されているメールアドレスからのメールが対象となり、それ以外のアドレスからのメールは処理されません。
複数のユーザーが同じメールアドレスで登録されている場合は、データベース上で最初に検索されたユーザーが投稿者として扱われます。

○携帯とPCなど、複数のメールアドレスを同一ユーザーとして扱いたい

WordPressのユーザー管理では1つのメールアドレスしか指定できません。ユーザーが複数のメールアドレスを使用して同一ユーザーとして処理するには、エイリアスマッピングを利用します。
あるユーザーAの登録アドレスが hoge@example.com とします。同じユーザーAが、携帯のアドレス mobile-hoge@exmaple.com からメール投稿を行い、ユーザーAの投稿として処理したい場合、エイリアスマップに次のように記述します。

$mg_Config['mgmail_mailmap']    = array (
        'mobile-hoge@example.com' => 'hoge@example.com',
);

携帯から投稿を行うと、mg-mail の内部処理で送信者アドレス(mobile-hoge@example.com)をマッピングし、hoge@example.com に変換します。その後、hoge@example.com に該当する WordPress登録ユーザーを投稿者として扱います。
同じように、複数のアドレスを1つのアドレスにまとめることも可能です。

■特定のアドレスからのメールのみ投稿処理したい。

許可リストで管理される特定のメールアドレスから送信されたメールのみを受け付けます。
WordPressで管理されるユーザーとは無関係にメールアドレスを指定することができます。この場合、メールアドレス処理モードを許可リストモードに設定します。

configs/mg-mail.php の設定

$mg_Config['mgmail_permission']    = 'allow';

$mg_Config['mgmail_allowfrom']    = 'hoge@example.com,foo@example.com';

許可リスト 'mgmail_allowfrom' で指定したメールアドレスが受け付け可能なメールアドレスになります。カンマセパレータで複数記述することも可能です。
受け付けたメールは、メール本文内の投稿者指定にて示されているユーザーの記事として扱われます。メール本文内に投稿者指定がない場合、'mgmail_defauthor' で示されるデフォルトの投稿者が適用されます。

==== Do not Edit ===========
mg-mailキー:hogehoge
カテゴリ:日記
ユーザー:norida   ←投稿者指定
投稿時間:2007-02-20 18:38
投稿状態:publish
挿入位置:right
サムネイルサイズ:medium
==== Do not Edit ===========

$mg_Config['mgmail_defauthor']    = '管理者';

○エイリアスマッピングの適用

許可リストモードでもエイリアスマッピングを適用することができます。
最初に、受信したメールのアドレスにエイリアスマッピングを適用し、次に、マップされたアドレスを許可リストと照合します。

■匿名投稿が行えるようにしたい

任意のユーザーがメールを使った投稿を行えるようにしたい場合は、メールアドレス処理モードを 匿名モードに設定します。
このモードの場合、どのメールアドレスからの投稿でも受け付けます。

$mg_Config['mgmail_permission']    = 'anony';

投稿された記事の投稿者は、強制的に 'mgmail_defauthor' で示されるデフォルトの投稿者が適用されます。

匿名モードの場合、誰でも記事を投稿することができるため、記事の管理やspam対策を行うようにしてください。
'mgmail_poststatus' で示されるデフォルトの投稿ステータスを pending や draft にして即公開されないように設定したり、mg-mailキーを設定したり、運用上、問題が起こらないように適切に設定してください。

○完全匿名投稿(即公開)にしたい

mg-mailキーを使用しないようにするために、mg-mailキー指定用文字列を空にします。

$mg_Config['mgmail_setkey']    = '';

投稿に関するデフォルトの値を適切に設定します。

$mg_Config['mgmail_defauthor']    = 'hogehoge';
$mg_Config['mgmail_poststatus']    = 'publish';

以上の設定によって、メール本文に投稿指定がなくても全てデフォルトの投稿指定が適用され、完全匿名記事として処理されます。


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