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2007-11-09

nSlideshowParts 設定

●設定方法

■xmlファイル
スライドショーで必要な設定および画像の指定など、各要素の内容を設定します。
sample.xmlを参考にしてください。

<config>
<interval>  スライドするまでの時間間隔(秒)のデフォルト値です。
<mode>   画像の貼り付けモードのデフォルト値です。
     fit または cut を指定します(詳細は後述)
<showtitle>        画像タイトルの表示・非表示を指定します。
     'true' または 'false' を指定してください。
     'false' の場合、各画像タイトルは無視されます。

<album>
<image>
  <url>  画像ファイルへのURLです。
  <link>  スライドをクリックした時のジャンプ先です。
  <title>  画像ファイルのタイトルです。
     タイトルは画像左上に固定表示されます。
     空文字の場合は何も表示されません。
  <titlecolor> タイトルの表示色です。
  <titlesize>  タイトルの文字サイズです。

<image>タグは複数記述可能です。

■埋め込みタグ
HTMLへ埋め込むためのタグサンプルは sample.html にあります。
サンプルを参考に、必要な箇所を編集し各自のHTMLへ埋め込みます。
下記、各パラメータの設定を行ってください。

<object data="nsp.swf" width="240" height="180" type="application/x-shockwave-flash">
data属性に nsp.swf へのURLを記述してください。
width および height はキャンバスのピクセルサイズです。

<param name="movie" value="nsp.swf" />
nsp.swf へのURLです。

<param name="bgcolor" value="#000000" />
背景色です。

<param name="FlashVars" value="xmlFile=
http://www.example.com/sample/sample.xml
&width=240&height=180&interval=3&mode=fit
">
Flashスクリプトへ渡す引数列です。
引数には次の値を引き渡してください。

xmlFile=http://www.example.com/sample/sample.xml
XMLファイルへのパスです。※必須

width=240
height=180

キャンバス(実際に表示される大きさ)のピクセルサイズです。※必須
<object>タグの width および height 属性と同じ値にしてください。
この値が間違っていると、正常に表示されません。

interval=3
スライドする時間間隔(秒)です。必須ではありません。
省略された場合は XMLファイルの <config> に記述されたデフォルト値を使用します。

mode=fit
画像の貼り付けモードの指定です。必須ではありません。
省略された場合は XMLファイルの <config> に記述されたデフォルト値を使用します。貼り付けモードは次のうちいずれかの値に設定してください。

fit  画像の縦横比を保ったまま、キャンバス内に画像全体が入るように拡縮表示します。画像のサイズによっては上下左右に余白ができます。

cut  画像の縦横比は保ったまま、キャンバスの大きさで画像を切り取るように拡縮表示します。画像のサイズによっては、はみ出した部分をカットして表示します。


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nSlideshowParts ギャラリー対応

●NextGEN Galley 向けのXML出力スクリプト

このスクリプトは WordPressギャラリープラグインである NextGEN Gallery のギャラリーが管理する画像を利用して、nSlideshowParts へ渡す XML ファイルを動的に生成するためのスクリプトです。
アーカイブを解凍した plugin ディレクトリ内に下記のスクリプトがあります。

  • ngg2nspXML.php  NextGEN Gallery 向け XML出力スクリプト

ギャラリープラグインのオフィシャルサイトは次の通りです。

NextGEN Gallery  http://alexrabe.boelinger.com/?page_id=80

また、上記スクリプトは各ギャラリープラグインの特定のバージョンに依存するコードを含んでいます。
ギャラリープラグインのバージョンアップに伴い動作しなくなる可能性がありますのでご注意ください。

※myGallery は現在開発が滞っているようなので、スクリプトの同梱は中止します。

■インストール
各々、プラグインをインストールしたディレクトリ内に対応したスクリプトをコピーします。
スクリプト内の次の箇所を変更してください。

define('WP_ROOT', '/sample/foo/var/');

WordPressをインストールしたディレクトリを設定します。
間違うと正常に動きません。

他に必要があれば下記のXML出力用のデフォルト値を変更してください。

define('NSP_INTERVAL', 9);
define('NSP_MODE', 'fit');
define('NSP_TITLECOLOR', '#000000');
define('NSP_TITLESIZE', 16);
define('NSP_SHOWTITLE', 'true');

以上でインストール完了です。

■使い方
スライドショーを埋め込むHTML内の <object> タグ内のXML指定パスに各スクリプトへのパスを記述します。

このとき、スクリプトに次の引数を渡す事が出来ます。

p0 : ギャラリーのID
p1 : スライド表示にサムネイルを使用するか(0 = オリジナル画像, 1 = サムネイル)

例えば、埋め込むHTML内に次のように記述します。


<param name="FlashVars" value="xmlFile=
http://www.example.com/sample/mygal2nspXML.php
&p0=1&p1=1&width=240&height=180&interval=3&mode=fix
">

上記の例では、
p0=1 ギャラリーIDは1
p1=1 スライドにサムネイルを使用
になります。
詳しいサンプルは同ディレクトリ内の sample.html を参考にしてください。

上記のように HTML内に記述する事によって、NextGEN Gallery で管理されるギャラリー画像をスライドショーすることが可能です。

なお、対象となる画像は各ギャラリーで表示除外されていないもので、jpg画像が対象となります。それ以外の画像は無視されます。

■開発者向け
上記、各スクリプトの処理の中身は単純な操作しか行っていません。
試しに、ブラウザでスクリプトを直接呼び出してみれば出力の様子が分かると思います。
ギャラリープラグインのDBから画像情報を取得し、加工してXML出力しているだけなので簡単に応用や改造が可能です。
link 先をギャラリーページにしたり、タイトルを加工することも考えられます。
あるいは、これらを参考に WordPress内部で管理されている attachment 画像をランダムに取り出すスクリプトを書く事も可能でしょう。

また、nsp.swf は外部からの引数として、p0 ~ p9 までの変数を受け取り、XMLファイルアクセス時にこれらを引数として与える事が出来ます。
つまり、HTML内で記述した p0 ~ p9 までの変数値はそのまま、XML出力スクリプトへ渡されます。
これを利用し、スクリプトでより多くの情報を外部から受け取るようにすれば、さらに複雑な処理が可能になります。


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nSlideshowPsrts 注意事項

●注意事項

■無保証
このプログラムの動作・利用に関しては全て無保証です。
利用によって生じた損害、被害について、著作者は一切の責任を負いません。
利用者自身の責任において使用してください。

■ノーサポート
基本的にノーサポートです。
著作者にサポートの義務は生じないものとします。
簡単なアドバイスなどは行えますが気まぐれです。お気軽にどうぞ。

■マナー
画像の著作者に許可を得ずに、画像を無断でスライドショートに使用するのは絶対に行わないでください。画像にも著作権があります。権利者に無断で画像を利用する事はできません。
また、他人のサイトに掲載されている画像ファイルへの画像ロードのための直接リンクも絶対におやめ下さい。

以上をご理解の上、ご使用下さい。

●ライセンス

上記、注意事項を了承した上で、次の通りとします。

■許可すること

  • 誰でも利用できます。
  • コピーもOKです。
  • 再配布して構いません。
    著作権表示は行ってください。
  • 商利用もできます。
    サービスでの利用や付録や販売物に添付するなど。
  • どのサイトでも利用できます。
  • あらゆる方法で改造してもOKです。

■許可しないこと

  • コピーや再配布を規制すること。
  • 改造したもののコピー・再配布についても同様の扱いとします。


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nSlideshowParts ダウンロード

●ダウンロード

ダウンロードはこちら。

※できるかぎり最新のものを使用してください。

■2007-11-01 version 0.1

  • とりあえず作りたかったから作ってみた最初のリリース

■2008-08-30 version 0.2

  • Flashバージョン違いでの挙動をやや修正。
  • Galleryスクリプトを WP 2.6.x に対応した。
  • <embed>タグについて記載を廃止した。
  • xmlファイル <showtitle> を追加。
  • myGallery用スクリプトの同梱は中止。


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nSlideshowParts ドキュメント

●はじめに

このプログラムは、外部に置かれた画像ファイルをロードしスライドショートとして表示する Flash プログラムです。
画像ファイルの詳細は、画像指定用の xmlファイルに記述し、Flashにロードされます。

サンプルはこちらです。

●動作環境

  • Flash 7 以上。

※当方、Flashプログラムの製作は不慣れであるため、Flashの動作を完全に理解しているわけではありません。動作環境についても、ActiveScriptのバージョン依存を完全に把握しておらず、動くであろうと思われる環境の表示と考えてください。
※テスト環境は次の通りです。

  • Windows XP home
  • Firefox 2.0.0.8
  • Flash Switcher を使用。リンク
    Flash 7.0r63, 8.0r24, 9.0r45 でテスト
    ※様々なプラットフォームでの完全な動作の保証はできません。

●機能/特徴

  • スタンダードなフェードイン、アウト型のスライドショーです。
  • 表示は一定間隔に自動切り換えです。
  • 外部に置かれた画像ファイル(jpgのみ)をロード&表示します。
  • ロードする画像は xmlファイルにてリスト指定します。
  • 画像毎にタイトル表示が可能(位置固定)です。
  • 画像毎にクリック時のジャンプ先を指定可能です。
  • WordPressギャラリープラグイン NextGEN Galley 向けのXML出力スクリプトつき。
  • スライドコントロール(一時停止や送り戻し機能)は搭載していません。

●インストール

Flashを埋め込むHTMLファイル、画像指定用のxmlファイル、画像ファイルと共に、任意のWebサーバー上にアップロードしてください。


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