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2007-03-14

MobG ドキュメント (ver0.6x版)

●はじめに

このプログラムは WordPress 2.2.x 以上のバージョンを対象としたモブログ用ツールです。
メール投稿用のテンプレート生成ヘルパー機能とメール投稿処理機能を備えており、携帯電話からメール投稿が行えます。
このパッケージのオリジナルは SOMY.JP氏が作成した、Mobile Gate version beta 0.15 が元になっており、それを norida が修正・拡張したものです。
また、mg-mail.php については、WordPressモジュールの wp-mail.php のコードが含まれます。ソースコード上、オリジナルとの互換性は全くありません。

●動作環境

  • WordPress 2.2.x 以上 (2.2.1, 2.3.0, 2.5.0 にて動作確認)
    ※ver 0.5 より Wordpress 2.1.x以前のバージョンはサポート対象外としました。
  • PHP, MySQLのバージョンはWordPressの動作環境に準じます。   
  • PHPはマルチバイト系の関数が組み込まれていること。   
  • HTML, mailtoに対応したモバイル端末が必要です。   
  • 画像用ライブラリはGDまたはImageMagickを使用します。

※全ての携帯電話、モバイル端末で動作する保証はありません。
※ご使用の機種が対応しているかどうかは各自で検証/調査をお願いします。

ちなみに、私の携帯(au W54SA)では問題なく使えています。

●機能/特徴

  • 携帯メールによる記事投稿を行うためのヘルパー機能。   
  • 特定メールボックスからメールを受信し内容を記事としてポストする。
  • 複数カテゴリ、タグ(Wordpress 2.3.0以上)対応。 
  • メールへの複数画像の添付が可能。   
  • 添付画像はサムネイル化するように設定可能。   
  • 送信者のアドレスによる投稿制限。   
  • ツールへのログインはWordPress登録ユーザー。   
  • 機能拡張が可能。   
  • スクリプトおよび内部処理はUTF8。   
  • WordPressのプラグインではなく、あくまでも外部ツール。

■Mobile Gate との違い

  • 表示出力がテンプレートによってカスタマイズできます。表示用テンプレートをいじって背景画像など独自にカスタマイズしてください。   
  • 添付画像ファイルが WordPress の postデータベースに attachment として登録されるように修正しました。これにより、WordPress管理ツールの記事編集にて参照ファイルおよびファイル一覧に表示されます。   
  • 処理を簡略化したので動かない携帯端末があると思われます。   
  • 画像ファイル(jpeg, png, gif)はサムネイル処理可能で、それ以外のファイルはファイルへのリンクとなります。

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MobG ダウンロード (ver0.6x版)

ダウンロードはこちら

※できるかぎり最新のものを使用してください。
※今後、MobG のメインストリームは ver 1.0系に移行します。ver 0.x系は新機能を凍結しバグ修正のみ行います。

■2008-04-26 version 0.6

  • 全般
    • 簡易更新スクリプトの追加。(mobgezup.php)
    • wp-mail設定項目の非依存。
  • mg-mail.php
    • テキストファイルを生成できないパターンを修正した。
    • タグ対応(Wordpress 2.3.x 以上)
    • Gmail など POP の SSL に対応。
    • 一度に処理できるメール数を設定できるようにした。(mgmail_proccount)
    • POPルーチンの更新
    • デフォルトのカテゴリを独自設定に変更した。
  • ez-mail.php
    • タグ対応(Wordpress 2.3.x 以上)
    • テンプレート修正

■2008-04-12 version 0.5

  • 全般
    • Wordpress 2.3.x に対応した。
    • Wordpress 2.5.x に対応した。
    • Wordpress バージョン 2.1.x 以前について、動作対象外とした。
    • ログイン処理を変更した。
  • mg-mail.php
    • 添付ファイル名の取得方法を修正。
    • 添付無し投稿時のメッセージ表示修正。
    • 添付ファイル拡張子の取得方法を修正。
    • カテゴリ取得処理の修正。

■2007-09-14 version 0.4

  • 全般
    • Wordpress 2.2.x に対応した。
  • mg-mail.php
    • ファイル名によって添付ファイル処理が行えない場合があったのを修正。
    • DBへのアタッチメント登録情報の取得方法を変更した。
    • 画像以外の添付ファイルを扱えるようにした。

■2007-05-23 version 0.3

  • mg-mail.php
    • 添付条件によって本文が処理されない場合があったのを修正。

■2007-03-14 version 0.2

  • 全般
    • ログイン情報のCookie・PHPセッション対応。
    • 一部テンプレートのミスタグ修正。
       
  • mg-mail.php
    • SPAMメール処理避けに秘密の署名(mg-mailキー)を設定できるようにしたmg-mailキーを正しく署名していないメールは処理せず削除される。
    • 投稿状態を指定できるようにした。(mgmail_setpoststatus)
    • 添付ファイル挿入位置を指定できるようにした。(mgmail_setattachpos)
    • サムネイルサイズを指定できるようにした。(mgmail_setthumbsize)
    • 投稿処理設定の禁止条件を追加。
    • マーカーで囲まれた内部を投稿処理設定として処理するように変更。
      本文中に各指定文字列が出現する場合の誤認識防止。
    • 各種設定をconfigファイルとして切り出し、configディレクトリ内に収めるように変更。
       
  • ez-mail.php
    • 投稿処理指定の追加項目分のテンプレートの変更。

■2007-01-25 version 0.1

  • 最初のリリース

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MobG 各種設定 (ver0.6x版)

モジュールやメインの config情報は、インストールしたディレクトリ内の configsディレクトリ中に格納されています。
主な設定値を説明します。ここで記述した以外の設定値は各自ソースコード内のコメントを参照してください。

■config.php

  • define('WP_ROOT', '/hogehoge/foo/bar/');
    WordPressをインストールしたディレクトリに変更してください。
    URIではありません。
     
  • $mg_Config['usesession'] = true;
    PHPセッション機能を使用する場合は true にしてください。
    セッションを使用する場合は、下記の $mg_Config['usecookie'] 設定は無視されます。
    また、cookieが利用できない端末の場合は自動的にGETにてセッションIDの受け渡しを行います。
     
  • $mg_Config['usecookie'] = false;
    認証情報をGETではなくcookieで受け渡しする場合は true にしてください。
    使用する携帯端末がcookieに対応していない場合は利用できません。
     
  • $mg_Config['autocookie'] = true;
    trueの場合、usecookie の設定に関わらず、cookieが使用できる場合にcookieを優先的に使用します。usesession = falseの場合のみ有効です。
    自動cookieを使用するための判定を行うには、MobGトップページからアクセスする必要があります。
  • $mg_Config['clientkey'] = $_SERVER['HTTP_USER_AGENT'];
    クライアント識別キーです。
    セッション乗っ取りを100%防止できるわけではありませんが、端末の機能や接続環境に応じてより確実な識別キーを採用してください。

※セッションに関する各パラメータの設定内容、方法については、PHPのマニュアルを参照してください。

■ez-mail.php

  • $mg_Config['ezmail_mailadd'] = 'hogehoge@example.com';
    メールの宛先になるアドレスに変更してください。

■mg-mail.php

  • define('MGMAIL_PHOTO_DIR','wp-photos/');
  • define('MGMAIL_FILE_DIR','wp-photos/');
    添付画像、添付ファイルを保存するディレクトリを指定してください。
    また、ここで指定したディレクトリはweb serverがファイルの書き込みを行えるように、書き込み権限を持ったパーミッションに設定してください。(ex. chmod 777)
    自動サムネイル生成を利用すると、このディレクトリにサムネイルを生成します。
     
  • $mg_Config['mgmail_permission'] = 'WP';
    送信者アドレスの判定ルールを設定します。
     
    • 'WP'
      fromが登録ユーザーのアドレスのみ受け付けます。
      mgmail_setauthorによる本文中のユーザー指定は無視されます。投稿者はメールアドレスに対応するWordPressユーザー名になります。
    • 'anony'
      どのメールアドレスからの投稿でも受け付けます。
      mgmail_setauthorによる本文中のユーザー指定は無視されます。投稿者は強制的にmgmail_defauthorで指定するユーザー名になります。
    • 'allow'
      mgmail_allowfromで指定されるメールアドレスのみ受け付けます。
      mgmail_setauthorによる本文中の投稿者指定がある場合、投稿者は指定されたユーザー名になります。
      無指定ならmgmail_defauthorのユーザー名になります。
       
  • $mg_Config['mgmail_allowfrom'] = 'aaa@example.com';
    mgmail_permissionが'allow'の時に判断されるメールアドレスをカンマセパレータで指定します。ex.) 'aaa@example.com,bbb@example.com'
     
  • $mg_Config['mgmail_defauthor'] = '管理者';
    デフォルトの投稿者名(WordPress上のユーザーディスプレイ名)を指定します。
    複数のユーザーが同一ユーザーディスプレイ名を使用している場合、動作は不定となります。
     
  • $mg_Config['mgmail_key'] = 'hogehoge';
    mg-mailで処理を実行するためのキー文字列です。
    この文字列が mgmail_setkey で設定された文字列に続く場合のみ、mg-mailはメールを処理します。pos
    spam避けに他人に推測されない任意のキーワードを記述してください。
     
  • $mg_Config['mgmail_setkey'] = 'mg-mailキー:';
    メール本文中でmg-mailキー指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に正しいmg-mailキーを記述すると、メールが投稿処理されます。
     
  • $mg_Config['mgmail_setcategory'] = 'カテゴリ:';
    メール本文中でカテゴリ指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降にカテゴリ名を列記(カンマセパレータ)すると、投稿メッセージのカテゴリとして処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
    カテゴリが指定されない場合は、Wordpressのメール投稿時のデフォルトカテゴリが採用されます。
     
  • $mg_Config['mgmail_setauthor'] = 'ユーザー:';
    メール本文中で投稿者指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降にユーザー名(WordPress上のユーザーディスプレイ名)を記述すると、投稿メッセージの投稿者として処理されます。
     
  • $mg_Config['mgmail_settime'] = '投稿時間:';
    メール本文中で投稿日時指定を行う場合のマーカー文字列です、
    本文中でこの文字列以降に日時を記述すると、投稿メッセージの投稿日時として処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
     
  • $mg_Config['mgmail_setpoststatus'] = '投稿状態:';
    メール本文中で投稿状態指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に投稿状態を記述すると、投稿メッセージの状態として処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
     
  • $mg_Config['mgmail_setattachpos'] = '挿入位置:';
    メール本文中で添付ファイルの挿入位置指定を行う場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降に挿入位置を記述すると、投稿メッセージの添付ファイルを挿入する位置として処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
     
  • $mg_Config['mgmail_setthumbsize'] = 'サムネイルサイズ:';
    メール本文中でサムネイルの大きさを指定する場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降にサムネイルのサイズ(ピクセル)を記述すると、添付ファイル画像のサムネイルサイズとして処理されます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
     
  • $mg_Config['mgmail_settag'] = 'タグ:';
    メール本文中でタグキーワードを指定する場合のマーカー文字列です。
    本文中でこの文字列以降にタグキーワードを記述すると、投稿メッセージのタグとして扱われます。
    メールによる指定を禁止する場合は空文字列 '' に設定してください。
     
  • $mg_Config['mgmail_poststatus'] = 'publish';
    デフォルトの記事投稿状態を指定します。
    'publish':公開 'draft':草稿 'private':非公開
     
  • $mg_Config['mgmail_category'] = 1;
    投稿記事のデフォルトのカテゴリを指定します。記事にカテゴリを指定しない場合はこのデフォルトカテゴリが適用されます。
    カテゴリ名文字列またはカテゴリIDを記述してください。
    (例) $mg_Config['mgmail_category'] = '未分類';
    ここで指定したカテゴリが見つからない場合は、強制的に未分類となります。
     
  • $mg_Config['mgmail_mailhost'] = 'mail.example.com';
    $mg_Config['mgmail_mailport'] = 110;
    $mg_Config['mgmail_mailssl'] = false;
    $mg_Config['mgmail_mailauth'] = 'USER';
    $mg_Config['mgmail_mailuser'] = 'hogehoge';
    $mg_Config['mgmail_mailpass'] = 'foovar';
    メールサーバー関係の設定項目です。
    プロパイダなどから指定されたサーバー情報と認証情報を設定してください。
    Gmail など、POP over SSL を使用する場合は、mgmail_mailssl を true にし、指定されたポート番号を設定してください。
    mgmail_mailauth は、APOPなど、必要に応じて暗号化認証を指定しますが、特に指定されない限り、'USER'のまま使用してください。

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MobG 注意事項 (ver0.6x版)

このプログラムの動作・利用に関しては全て無保証です。
特に下記の点において、著作者は一切の責任を負いませんので、ご理解の上、利用者自身の責任において使用してください。

■セキュリティリスクについて

MobGではセキュリティ的に非常に弱いGETによるログイン情報のやりとりを使った運用設定が可能になっています。
認証に必要な情報を GET method で平分のまま流しているため、履歴の盗聴やリファラの取得などで簡単に乗っ取る事ができます。
この状態で運用するのは危険であることを認識してください。
現在のところ、古い端末や端末側の仕様でcookieが使用できないものが数多く存在するため、やむを得ず運用設定可能としている側面があります。
できる限り、そういった旧端末を排除した上で、cookieによるセッション管理で運用してください。
また、セキュリティリスクを考慮したうえで、必要なセキュリティ対策を施すなどして、くれぐれも運用には注意を払ってください。

■端末動作について

どのような場合であっても動作の保証はありません。現存する全てのモバイル端末で動作する保証はありません。また、将来にわたって動作を保証する事もできません。
あくまでも、利用は個人の責任において使用してください。
また、ご使用の機種が対応しているかどうかは各自で調査をお願いします。

■WordPressの互換性

現在のバージョンは WordPress バージョン 2.2.x 以上をターゲットに動作することを目標としています。今後の WordPress メジャーバージョンアップによってデータベース構造やAPI関数などが変更された場合、動作しない可能性が高くなります。
ご使用の前には動作確認などの検証を行ってください。
なお、2.1.x 以前については動作対象外とします。

■不具合による損害

著作者の環境にて動作テストを行っていますが、未確認のバグおよびセキュリティに関する不具合が潜んでいる可能性があります。
これら不具合によってもたらされた利用者の損害・被害について、著作者は一切の責任を負いませんのでご了承の上、ご利用ください。


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MobG 使い方 (ver0.6x版)

  • インストールしたURLを携帯電話などの端末でアクセスします。
    ex.)  http://www.example.com/mobg/
  • ログインページにてWordPressユーザーアカウントを使ってログインします。
  • 各メニューを選択して処理を実行します。

■「メール作成」ez-mail

メールによる記事投稿のヘルパーです。
ウィザードのように各項目を指定すると、投稿用のメールテンプレートを自動生成してくれます。
テンプレートで使用できる記事の投稿指定は、設定によって異なりますが、次のものがあります。

  • 投稿カテゴリ
    複数指定可能です。指定されない場合は、WordPress管理ツール内のメール投稿時のデフォルトカテゴリが採用されます。
  • 投稿時間
    指定されない場合は、メールの送信時間が採用されます。
  • 投稿状態
    投稿記事をmg-mailで処理したとき、記事を公開・非公開・草稿のいずれにするかを指定します。
  • 挿入位置
    記事本文に対する添付ファイルの挿入位置を指定します。
  • サムネイルサイズ
    画像ファイルのサムネイルサイズを指定します。

「決定」ボタンを押すと「メールを作成する」リンクが表示されるので、リンクを選択すると使用している携帯端末のメーラーが起動しメールを書くことができます。
メールタイトルはそのまま記事タイトルになります。
本文には、先ほど選択した投稿指定の内容が含まれています。その部分は編集しないようにしてください。各内容が記事の属性として取り扱われます。

メールには画像ファイルを添付できます。対応するフォーマットは jpeg, png, gif の3種類ですが、お使いのPHPバージョンや組み込まれているモジュールによっては利用できない画像フォーマットがあるかもしれません。
その場合は、サーバー管理者へ問い合わせてください。

メールを作成後、送信を行ってください。

メールの例

Subject : 今日の昼食
From : hogehoge@example.com
To : mobg@example.com

==== Do not Edit ===========
mg-mailキー:hogehoge
カテゴリ:日記
ユーザー:norida
投稿時間:2007-02-20 18:38
投稿状態:publish
挿入位置:up
サムネイルサイズ:300
==== Do not Edit ===========

今日は○○のカレーを食べました。
このサイズ!エビフライ付きで600円は安い!
美味いっす。

------------------------------------------------
添付ファイル : lunch20070112.jpg
------------------------------------------------

■「ブログ更新」mg-mail

指定したメールアドレスのサーバーからメールを取得し、記事として投稿処理を行います。メールサーバーの指定は、WordPressのadminツールより、「オプション」-「投稿設定」内の「メールでの投稿」に設定した内容を使用します。
投稿処理はメールサーバー内のメールを全て一括で処理します。添付画像の付いたメールは画像を記事の attachment として登録し記事を処理します。
なお、添付ファイル名はオリジナルの名前を使用せず自動的に振り直されます。

メールボック内のメールは全て、投稿記事とみなして処理を行います。
このため、spamや記事以外の私的なメールについても読み込み・処理後、メールの削除を行いますのでプライベートなメールと混在して利用する事はできません。
また、spamとの区別をするために、mg-mailキーを設定することをお勧めします。

※大量のメールを一度に処理すると処理タイムアウトが発生し正常に処理できない場合があります。その場合は、PHPやWebサーバーのオプションでタイムアウト時間を調節したり、小まめにメール処理するようにしてください。
※configs/mg-mail.php 内の $mg_Config['mgmail_proccount'] によって、一度に処理するメール数を設定できます。必要であれば処理数を指定して複数回の更新を行ってください。
※cronが利用できるなら自動更新用スクリプトを組んで定期的に実行させるのも良いでしょう。

■簡易更新スクリプト

MobGにログインすることなく、簡易的にブログ更新を実行するスクリプトを追加しました。(mobgezup.php)
スクリプト内の

define('MOBG_EZUPDATE_PASS', 'hogehoge');

にアクセスパスワードを設定し、サーバーへアップロードします。
ブラウザや携帯で mobgezup.php へアクセスするとパスワードの問い合わせがあります。設定したパスワードを入力するとブログ更新を実行します。
スクリプトアクセス時に引数としてパスワードを渡すこともできます。

http://****/mobgezup.php?pass=hogehoge

この場合、パスワードの問い合わせ無しにブログ更新を実行します。
これを応用すると、cron などでブログの自動更新が実現できます。

ex)
wget -q http://****/mobgezup.php?pass=hogehoge

を実行するスクリプトを cron で叩けばOKです。


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MobG インストール (ver0.6x版)

■設置

アーカイブをWordPressをインストールしたディレクトリの下位にディレクトリ付きで展開してください。

URL/
   +--- wp-admin
   +--- wp-content
   +--- wp-includes
   +--- mobg              ←これ

■ファイル保存用ディレクトリの作成

WordPressをインストールしたディレクトリの下位に画像ファイル保存用のディレクトリを作成してください。ディレクトリのパーミッションは web server が書き込み可能な状態に設定してください。

URL/
   +--- wp-admin
   +--- wp-content
   +--- wp-includes
   +--- mobg
   +--- wp-photos          ←これ (パーミッション 777等)

■設定

各設定ファイル内の Config/Define値を直接編集してください。

●バージョンアップ

MobGの古いバージョンからバージョンアップする場合は mobg/configs ディレクトリをバックアップし、全体を削除後、新しいバージョンをインストールしてください。
その後、バックアップした mobg/configs ディレクトリを上書きしてください。

※バージョンによっては 各configファイルの設定項目が変更されている場合があります。バージョンアップの際には configファイルの設定項目の増減、変更がないか確認してください。

※MobG ver 0.5 以前からバージョンアップする場合は、Wordpress 管理ツールの投稿設定-メールでの投稿で設定した内容(メールサーバーやアカウント情報)を「必ずデフォルトの値に戻して」ください。


 

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2007-03-01

myGallery 拡張パッチタグ

●拡張タグ

文法

[mygalsw=$defgal,$swkind,<$num1=$gal1,$num2=$gal2...>]

  • $defgal
    デフォルトのギャラリー名。条件に合致しない時に適用されるギャラリーを指定します。
  • $swkind
    切り替え条件指定。ギャラリーを切り替える条件を指定します。指定できる条件は下記の通りです。
    • month = 月毎に切り替えます。
    • hour = 時間毎に切り替えます。
    • wday = 曜日毎に切り替えます。
  • <$num1=$gal1,$num2=$gal2...>
    切り替えるギャラリーの条件指定をカンマセパレータで列記していきます。
    • $num1 = 月・時間・曜日を指定する番号です。
    • $gal1 = $num1に指定した月・時間・曜日の場合、表示するギャラリー名です。

[mygalsw=gallery2007,month,1=200701,2=200702,3=200703]

月毎にギャラリーが切り替わります。
1月はギャラリー名 200701 のギャラリー、
2月はギャラリー名 200702 のギャラリー、
3月はギャラリー名 200703 のギャラリーが表示されます。
それ以外の月はギャラリー名 gallery2007 のギャラリーが表示されます。

[mygalsw=happyday,hour,7=goodmorning,12=havelunch,23=midnight]

時間毎にギャラリーが切り替わります。
7時台はギャラリー名 goodmorning のギャラリー、
12時台はギャラリー名 havelunch のギャラリー、
23時台はギャラリー名 midnight のギャラリーが表示されます。
それ以外の時間帯はギャラリー名 happyday のギャラリーが表示されます。

[mygalsw=weekendsurprise,wday,1=sleepymon,6=satfever]

曜日毎にギャラリーが切り替わります。
月曜日はギャラリー名 sleepymon のギャラリー、
土曜日はギャラリー名 satfever のギャラリー、
それ以外の曜日はギャラリー名 weekendsurprise のギャラリーが表示されます。

曜日は、 0(日曜日) ~ 6(土曜日) の順になります。

●制限事項

  • mygallistgalタグによって表示されるサムネイルおよびギャラリー情報の出力には対応していません。
  • mygallistgal に切り替え用のギャラリーがたくさん出力されて困る場合は、ギャラリー管理の各ギャラリーの設定で「ギャラリーを概要から除外する」をチェックしてください。
  • 処理は手抜きのため、拡張タグを記述する時に余分なスペースや改行は入れないでください。(^_^;

myGallery 拡張パッチmygalsw
myGallery 拡張パッチタグ
myGallery 拡張パッチ詳細

|

myGallery 拡張パッチ詳細

●パッチの詳細

付加したスクリプトの内容は次の通りです。

mygallery.php : 77
-------------------------------------------------------
    // pre convert (add by norida)
    $content = pre_conv_tag($content);
-------------------------------------------------------


mygallery.php : 127
-------------------------------------------------------

//#################################################################

// pre convert mygallery-tags (mygalsw etc.) add by norida

function pre_conv_tag($mystring) {

    // mygalsw tag
    $search = "/\[mygalsw=([A-Za-z0-9\-\_]+),(month|hour|wday),([A-Za-z0-9\-\_\=\,]*)\]/";

    if (preg_match($search, $mystring)){
        preg_match_all($search, $mystring, $temp_array);
        if (is_array ($temp_array[1])) {

            foreach ($temp_array as $key => $v0) {
                $strgal = $temp_array[1][$key];
                $strswkind = $temp_array[2][$key];
                $arytmp = explode(',', $temp_array[3][$key]);
                if (!is_array($arytmp))        $arytmp = array();
                $arydata = array();
                foreach ($arytmp as $v1) {
                    list($tmp_key, $tmp_data) = explode('=', $v1);
                    $arydata[$tmp_key] = $tmp_data;
                }

                $nowsw = -1;
                $arygetdate = getdate();
                switch ($strswkind) {
                    case 'month':
                        $nowsw = $arygetdate['mon'];
                        break;
                    case 'hour':
                        $nowsw = $arygetdate['hours'];
                        break;
                    case 'wday':
                        $nowsw = $arygetdate['wday'];
                        break;
                }

                if (!($nowsw < 0)) {
                    if (isset($arydata[$nowsw]))    $strgal = $arydata[$nowsw];
                }

                $search = $temp_array[0][$key];
                $replace = '[mygal='.$strgal.']';
                $mystring = str_replace ($search, $replace, $mystring);
            }
        }
    }

    return $mystring;

}

-------------------------------------------------------


myGallery 拡張パッチmygalsw
myGallery 拡張パッチタグ
myGallery 拡張パッチ詳細

|

myGallery 拡張パッチmygalsw

●概要

このパッチは、Wordpress用ギャラリープラグイン myGallery で作成したギャラリーページの内容を、月毎・時間毎・曜日毎に自動切り替えするための拡張パッチです。
ギャラリーページ作成時に、指定した月・時・曜日にどのギャラリーを表示するか指定する事により、ギャラリー画像を自動的に切り替えます。
季節感のあるギャラリーを作りたい、曜日毎にギャラリーを自動的に変えたい、そんな方はお試し下さい。

●インストール

ここに置いてあるものは、myGallery ver 1.2.1用です。

下記のリンクより、パッチ当て済みの mygallery.php ファイルをダウンロードしてください。

ダウンロード mygallery.php-ext0.2.txt (14.3K)

これを、デフォルトの mygallery.php と置き換えます。
myGalleryプラグインをインストールしたフォルダ内 wp-content/plugin/mygallery/mygallery.php へ上書きコピーしてください。

●使い方

  • 切り替えに必要な複数のギャラリーを myGallery で作成します。
  • ギャラリーページを作る要領で、ページを作成します。
  • ページに専用の拡張タグを記述します。
  • 作成したページをブラウズすると、アクセス時の月・時・曜日に応じて指定したギャラリーが表示されます。

myGallery 拡張パッチmygalsw
myGallery 拡張パッチタグ
myGallery 拡張パッチ詳細

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